Google CEOのEric Schmidtがダボス会議でモバイルウェブ広告について強気発言。
一部のアナリストは付随する高コストについて懸念しているが、Schmidt氏はロケーションベース広告(例えば空腹の旅行者を近くのレストランに誘導する広告)は「非常に優秀な事業」になるだろうと自信をのぞかせた。
やはり、位置情報と連動させる広告がモバイル広告の考え方の中心をなすのでしょうか。
僕はもともと「モバイル・ウェブとデスクトップ・ウェブは見え方が違えど、同質のものになるだろう、なってくれたほうがありがたい」と思っていました。モバイル機器の制約があるけれども、その制約の中でなるべくPCで見るのに近い見え方で、同じコンテンツを享受できることほうがいいと思っていたのです。
だから、「モバイルのサーチは大変だ、リンクの数を点数化しようとしても、そもそもリンクする習慣がデスクトップほどない」というのも一時的な問題で、いずれモバイル専用のコンテンツなどなくなっていくと思っていたのです。
しかし、モバイルの場合、「移動する」ことがその本質で、この本質を捨象した上記のような考え方を採るのは何か不自然な気もしてきました。実際、位置情報に連動した広告というのは便利でしょう。そうすると、広告が「移動すること」(位置情報)との関係で形成されているように、コンテンツが「移動すること」との関係で形成されていくこともありえるのかもしれません。
でも、まったくイメージがつかないのです。たとえば、モバイル専用のsocial networking serviceがあるけど、別にFacebookにモバイルでアクセスしたらいいんじゃないかと思ってしまう。そういう次元の「モバイル専用」は何か面白みを感じないなぁ。それより、その先にあるものを考えたいと思う今日この頃。

Ryosuke Takeoka
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